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この施設は充実している。大崎町一般住民や町外からの利用者にも心いくように対応した設備と、りっぱな運動施設が併設されている。 |
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駐車場内に、特産品の即売店(おおさき特産市)があった。 |
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町内で栽培された新鮮な野菜・フルーツ、地場加工海産物・粉物・味噌などや、町内グループの手で特産品開発された商品も数多く出品販売されていました。 |
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☆「夢せんべい」
12年度特産品コンクールで食品部門で、奨励賞受賞した大崎町の特産品。 |
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「あすぱる大崎」館内に「ふれあえば、もっとあったかい」というキャッチフレーズで湯処、温泉“さざんかの湯”“くずの湯”“ふれあいの湯(バリアフリー完備)”がある。
「あすぱる」とは、「あす」(明日)・「すぱ」(温泉)・「ぱる」(友達)この3つをあわせた言葉です。 |
■泉質/炭酸水素塩泉
★循環型
衛星管理がすみずみまでゆきとどいており、毎日、安心して多くの人達に利用されています。
■効能/神経痛・筋肉痛・疲労回復 |
◎美術 |
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大崎町でも、美術展をしていました。笠沙町に続き、本当に芸術にどの町も力をいれているように感じます。訪問先を重ねるごとに、私たちも芸術が少しでもわかるようになれればありがたいのだが・・・。 |
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企画課の富岡さんが、真っ先に飛びついたのが、館内に常備された大崎町の総合案内用PC。(最近は、各町IT講習の成果か、年齢性別に関係なく気楽に触れるようになりつつある) |
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館内にも、物産やお土産になる様々な商品がありにぎやかだった。 |
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裏の方に出ると、運動公園につながり(野球やゲートボール、グランドゴルフなどに使用)、左の施設は体育館(武道館)。毎年、ここで剣道大会が開かれて我が財部剣のチビッコも参加する。大崎町の剣道は強いことで有名。 |
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☆大崎町沖「大型船座礁事故」の現場に立つ! |
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左の小さな黒い物体が撤去された残りの船舶。報道と違い、本当に小さくみえた。あんな沖合いでも、浅いという証拠。ホットしたのは、関係なく若者が波に乗っていた事。(写真 白波の端) |
こちらの方は、高山、内之浦が目の前で、右(志布志方面)と大パノラマが展望できる横瀬海岸。実際は、見た目より、波高く大きい、引きも強く荒々しい。潮風で海全体に霞がかかり、青白く神秘的。 |
☆偶然、浜での投げ網シーンを目撃! |
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本当にそんな波打ち際に魚がいるのかな?と・・捕れたら、シャッターチャンス!掛かりました。「ススッ(ススキ)の子じゃ!持って行っきゃん」まだ、活きたまま近くにある太久保酒造の杜氏さんに、おすそ分け。 |
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座礁事故による浜に打ち寄せられたオイルボール。大掛かりに清掃されたせいか、浜は心配していたより綺麗でした。死亡事故のガス発生原因を招いたと言われるコーンも少し見かけた。清掃努力も続いており、早く完全回復することを、太平洋の浄化能力を信じて、祈願! |
☆★大崎町と財部町の交流懇親会
※場所 大崎「くにの松原」キャンプ場 |
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大崎町役場企画財政課・係長・中村富士夫さんに代表して財部町の産物(椎茸原木・米「星(スピカ)ものがたり)を手渡す。大崎町からは、町で製造している各社の焼酎や大崎町の地の食材を利用して作られた心づくしの郷土料理を持参し、舌鼓(したつづみ)。てこ(太鼓)、しゃんせん(三味線)は無かったが、交流が夜遅くまで弾んだことはいうまでもなかった。 |
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全て、大崎町の野菜や米、肉。大崎町の奥様方に準備等など、大変な御協力をいただきました。 |
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※原料から厳選された、手造り豆腐と手造りコンニャク。これが、美味い!どんなに高価な料理よりも、手が掛かっていて、母(かか)どん達の味のする本当に懐かしいものでした。「あいがと、がしたっ!」(有難うございました) |
☆焼酎情報
ちなみに、大崎町の焼酎事情をお聞きすると、志布志や鹿屋地区が近いので、大崎町の焼酎以外に若潮(わかしお)や小鹿(こじか)、大海(たいかい)もかなり呑まれているとのこと、25度の普通酒が主流でした。また、酒のディスカウントストアーも多く、し烈な事情も聞きました。ありがたくも、大変申し訳ないことですが、「侍士の門」は、大崎町でも、かなり入手困難になっているらしく、常時地元の人が購入できるようにと、要請もありました。 |
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懇親会場は、冷暖房付の山小屋別荘風の大きな8人部屋を使用(中二階造り)。キャンプ場に同様な建物が2棟、6人用が4棟。テント貸し出しや研修施設もあり、松林の中、周りは海砂。しかし、「良か、晩でした!」
※お薦めのスポットです。 |
※参加者(敬称は省略させていただきます。)
編集局2名
財部〜前畑 浩一
都城〜栫 昭一
財部町役場企画課 富岡 豊文
オブザーバー1名(元広報マン)
大崎町役場企画財政課課長・遠矢 忠
同上 商工観光係兼青少年女性係長・中村 富士夫
同上 職員 児玉 礼人
おおさきルネサンス 会長 小屋 健二
大崎町製造元出席代表 中山 信一 (太久保酒造 代表)
太久保酒造 杜氏 宿里 正治
同 工場長 池田 豊
◎南日本新聞社 大隅支局長 柴立 浩一
◎鹿児島新報社 大隅支局長 幸田 康則
※準備に関係者の協力者 3名(女性) |
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※実は、事務所の窓口で利用者・1棟につき、お米と味噌を進呈されました。(くにの松原・キャンプ場で施設を利用すると、もれなくお米と味噌がもらえます。) |
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一夜明けて(管理棟の前)
※お問い合わせは
大崎「くにの松原」キャンプ場
管理事務所までどうぞ!
0994-76-3611
【受付時間】AM8:00〜PM6:00 |
★☆★ 【2日目】 |
※大崎町役場を訪問(正面)
2階、企画財政課を訪ねる。
※お問い合わせは
☆大崎町役場ホームページ
http://www.town.osaki.
kagoshima.jp/ |
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※昨夜に続き、遠矢忠課長、中村富士夫係長のお二人に最後まで案内をしていただきました。今回は3件、取材したことを紹介いたします。 |
☆安田農園株式会社 農産物直売店 ふれあい市場
代表取締役 安田 静雄 さん
※大崎はマンゴー栽培にも力を入れています。町のHPでも、特産物として紹介しています。残念ながら、結実の様子を見れなかったが、最新の栽培情報を紹介します。 |
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突然の取材にもかかわらずこころよく、案内をしていただきました。安田農園独自の栽培法や土壌管理法の説明をしていただきました。 |
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メロン栽培のハウス利用を広げたのが、左写真のマンゴー栽培。しかし、安田農園の栽培法に違いを見た!メロン栽培の隙間に、鉢に植えられた「マンゴー」を配置し、大きく成長する度に鉢を移動し間隔を広げる鉢植えのマンゴー栽培とあって移動可能。じつにユニークなアイデア栽培でした。実がなり、出荷の時にまた取材し紹介したいと思う。写真は、企画課の富岡さん、彼も永い間、経済課(農林振興課)技術畑勤務の経験上、農産には思いが深い)。安田さんの取り組み等には、共感をいだいているにちがいない。収穫は来年5月から6月の見込み。「まだまだ高価な果物ですが、なるべく良心的な価格で提供したい」とのことでした。 |
☆☆ 穂園養魚場
錦鯉・金魚生産販売 チョーザメ養殖販売
代表 穂園 重孝 さん |
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帽子の方が、穂園さん。全員が、真剣に色々と質問。キャラバン隊の突然の取材にも、忙しい中、説明していただきました。 |
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左写真の魚(黒色)が「チョーザメ」。高級食材キャビアは、チョ-ザメの卵。ここでは、卵、チョーザメの肉も県外へ直販しています。そこへ、「錦鯉とチョーザメが同じ水槽で大丈夫ですか?鮫にたべられないんですか?」と、愚問すると大丈夫との事!もう一つ「こんな、高価な魚の盗難は、ないのだろうか?」また、心配。 |
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全国大会出場予定の錦鯉。時価?百万の大きな鯉。この後、寸法を計測。傷つけないように、私たちの方が、冷や冷やした。 |
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「凄いですね」寄ってきただけで、池が真っ赤になって、久しぶりに目の保養。 |
☆☆☆ タカラバイオ株式会社【宝ホールディングスの子会社】
TaKaRa バイオファーミングセンター
※「アシタバ大規模生産拠点を大隅半島に開設」ということで、大崎町が、大きな期待をもっている事業である。大崎町には、八丈島の遺伝子を持つ明日葉が自生している地域があり、その可能性から屋久島に続き研究事業が進められている。そこで、大崎町役場企画財政課の紹介案内により、取材が実現。
大崎町は、既に環境保全型の事業を多く取り組んでおり、今回も鹿児島県でも話題が新しく、「骨粗しょう症にアシタバ有効では・・」と、タカラバイオが発見発表して注目を集め,地元でも期待が大きい。当、編集員も、過去に焼酎「丹宗」特集取材で、八丈島には深いかかわりがあり、明日葉も色々な薬効や食材について語っていることで、大変興味があった。 |
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ここが、試場。この地域は、大崎の広い耕地整理された一部の農園である。 |
片山 薫 副センター長 |
少ない時間の中で、バイオ社の事業を簡単に説明するのは難しい。まだ、試験栽培の過程で、土壌造りや増産栽培の状態でした。ハウス内で紹介説明されたアシタバと大崎町自生アシタバとは、種類が異なる物である。この、大崎で栽培され、研究開発されて多くの人々が健康になれるのであれば、応援したい。この事業が始まり、就職難の中、大学や大学院卒の卒業生が農場に就職し、完熟堆肥を作ろうとしている現場をみました。不況の中、「世も末では無い」と安心した。 |
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★インフォメーション
◎丹宗庄右衛門の故郷“阿久根”から
◎平成14年度「新ふるさと特産品コンクール」 |
焼酎「丹宗」をプロデュース当時訪問した以来の“阿久根”入り。念願の庄右衛門が夢にまでみたであろう「故郷の湊」を訪ねました。整備された、港の先端に昔を偲ばせる旧湊の名残がありました。 |
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朝早くから港の市場では、新鮮な魚介が次々とあがります。 |
そのそばでは、セリの真っ最中!鯵(あじ)も、活きているように新鮮な色をしています。 |
◎「大石酒造株式会社」の仕込み風景
阿久根市阿久根波留
代表取締役 大石 啓元
【主な商品】
がんこ焼酎屋・鶴見・莫祢氏(あくねし)・蔵 純粋
樫樽貯蔵酒 樫35 |
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大石さんの木戸を開けると昔懐かしいたたずまいで、香りまで思い出されるようでした。奥の土っ庭(どっにわ)には、釜戸も残っており驚きました。何もかも、大切にされていて関心しました。 |
早朝に伺った時はちょうど麹造りの作業が始まったところでした。見事な出来の綺麗な麹、昔かわらぬ職人の技、歯切れのよい音のある作業。これだけで、最後の出来が十分見えるような気がしました。 |
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「これはッ!」・・・福岡県遠賀郡で酒屋を営む“かごしま屋”の牛浜さんが見せてくれたのは、焼酎「がんこ焼酎屋」の瓶内貯蔵の隠し場所の在りか。昔は、蒸留され落ちた焼酎を溜める槽だったところを貯蔵保存庫として利用している。ドブ付けされた重い鉄製蓋を開け梯子(はしご)を下ろして暗い中を電灯で照らしながら紹介していただきました。こんなにまで、夢中になって焼酎を考えている人物がいるとおもうと・・今まで以上に焼酎を飲むのが楽しくて面白くなってくる。彼と私には、まだまだ実現させたい夢がある! |
☆鹿児島酒造株式会社 阿久根工場
阿久根市栄町
【主な商品】
さつま諸白・初光・やまと錦・じゃっど・他
会社訪問し、工場見学や数々の焼酎試飲や勉強させていただきました。今回は、日曜ということと時間があわず仕込み風景を紹介することができませんでした。
近い将来、「阿久根」のキャラバン隊でも訪問いたしますので、詳しく色々な話題として紹介したいとおもいます。 |
◎平成14年度「新ふるさと特産品コンクール」
が10月3日、鹿児島市内のホテルにて開催された。 |
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※財部町からは食品の部門に焼酎「侍士の門」で初めて参加しましたが、残念ながら入選されませんでした。しかし、後に続いて町から挑戦していく人達の道しるべにきっとなったことでしょう。
ちなみに、食品部門特選は、昨年も特選受賞した濱田酒造の焼酎「海童」を赤い瓶にいれた商品でした。 |
【編集後記】 |
財部町役場から
大崎町と財部町は同じ曽於郡内で今までも色んな方面で交流や情報交換が行われており、お互いたくさん情報を共有しています。しかしながら、焼酎という特産品をきっかけに、焼酎の香りに誘われて交流をすると今まで以上に近くなりました。
侍士の門を製造している大崎町、芋・米・割り水を供給する財部町、違う2つの町が焼酎でつながり、焼酎がお互いを結びつける。呑むことでより親しくなれる。そこには昔からある焼酎のもつ文化、焼酎の魔力があると思いました。
そして、その原料を作れる農家、蔵元、町はこのうえなく幸せで、これからも永久につながるものだと思いました。
財部役場企画課 富岡豊文 |
編集局から
今回が2回目の訪問地として大崎町を取材させていただきました。突然の取材でまだまだ認識されていない「キャラバン隊」に大変良くご協力をいただき本当に有難うございました。企画前に鹿児島や地元の人々を応援訪問しながらすこしでも認知ご理解を求めていきたいと考えており、将来はキャラバン車を見かければ声でもかけていただけるような取り組みになれるように頑張って回っていきたいと考えています。笠沙町でも大崎町でも、私どもの方が反対に頑張っておられる方々に力づけられるようで、楽しく取材や交流ができました。同じ思いで、また次回の訪問町への灯をつないでいきたいと思います。「じゃっどん、どき行ってん良か晩ばっかいじゃんさーな!まこてっ!」 |