[バックナンバー]
 新本格焼酎の香り
故郷探訪キャラバン隊
     
資料編

    □ふれあいマインロード

 旧国鉄「都城・志布志線」の跡地を末吉町駅から大隅駅までをつないで散歩道として整備されたものです。以前、大隅警察署・北曽於地域安全活動協議会主催で、安心安全をスローガンとした「マインロード駅伝」が催されたことがあるが、曽於の地域防犯の意識強化はここから始まっているのかも知れない。

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末吉から大隅警察署を通過して陸橋を越えるとすぐ左の高台にある道の駅おおすみ弥五郎伝説の里」がある。目印は、町からみると、背中を向けている巨大な弥五郎どんが見えるのですぐわかる。道の駅のとは思えないほどの広大な敷地を持つ。緑の多い駅。

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大隅町物産館
農土家市 のどかいち」                     (本文に戻る→)

☆店内の様子。絶え間のない来店客。取材の合間に、ドラゴンフルーツをゲット!この販売所では大隅町のものばかりが集まっている。
1日400人平均来客があり、週末は800人

鹿児島県曽於郡大隅町岩川5718番地1
рO994-82-5666(Fax 5777)




☆手に持っているのがドラゴンフルーツ。一体?どんな味か?どんな色なのか?
     
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☆伝統工芸品「弥五郎どんの面」素焼きされた弥五郎どん。実在のご神体を基に伝承製作されている。“なんとも人をひきつける魅力のあるお顔です。永い間、親しまれてきた由縁です”物語もたくさん残され、地元の誇りにで、随所色々なところに弥五郎という名が利用されている。




☆道の駅おおすみ弥五郎伝説の里
●●大隅町物産館 やごろう農土家市 
 店長  上杉弘幸さん(32才)

「道の駅になってからは、メディアの方から宣伝するようになって集客も増えた。毎日、忙しい。バスで立ち寄られる事も多くなって、とても嬉しいことです。」とPRも楽しそう!

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この立派なモニュメントが目印。さすがに畜産の町を象徴。もう一体あるがそれはもっと楽しい「来てのお楽しみ」ということで今回は未公開。
           
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ジャンボ・カボチャ」チャンピオン大会

☆“カボチャの大会”月野集落は月野中学校3年のこども達が栽培した78,2キロものカボチャが優勝。1個、7,000円の値がついていた。食用でなく観賞用または家畜のエサになる。しかし・・大きなカボチャです。童話の世界です。 
                                     
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弥五郎伝説の里 
健康ふれあい館(風呂)・弥五郎まつり館・ディサービスセンターの複合施設
弥五郎の湯 沸かし湯の温泉が施設の中にある。(おばあちゃんも、ホッと湯

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弥五郎まつり館(大隅町の歴史や郷土紹介がパネルなどで見学できる)
※トンネルを潜ると原寸大の祭りに使用する巨大な「弥五郎どん」が現れる。会場の周囲につくられた螺旋階段を上がり頭上からみ降ろすことができる。でも、こんな上に人間が乗って差配して練り歩く。
              
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☆「弥五郎どん」がスペインの祭りに招かれ海を渡った記念の石碑パネルがあった。国際的な出来事に、大隅町もまた鹿児島にとっても光栄なことである。さすがのスペインっ子も「すだった(後ずさり)に違いないだろう!」

巨大な弥五郎どんの銅像が町に背中を向けているところで、曽於の地域住民のために常に新しい情報を発信提供し続けている南日本新聞社大隅支局長と、同じ思いの財部町役場・企画課キャラバン隊担当が弥五郎どんの心境?になって沈黙の眺望。

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あそびの広場
大隅町が平成3年度から平成7年度まで総工費29億円をかけて整備した多目的公園(19,5ha)広大な敷地を利用して大隅町の豊な発想を活かして、年齢を問わず有意義な時間を過ごせる公園空間が創られている。1,200本の桜も植えられていて春には花満開を楽しめる。(本文に戻る→)


 ☆レーシング場(ゴーカート)やコンビネーション遊具施設もあり、子供連れの家族に大変な人気。自然に囲まれて気持ち良い風が通る公園内です。※手前の景観は「お米」です。以前は花が植えられていたらしい。田んぼでなく、棚田風だんだん畑作り。真ん中に小さく見えているのは、幼児と散歩の母子。
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官軍墓地(西南の役で戦った県外出身の戦没者を弔った墓地)

弥五郎伝説の里の真下にある。本道から筋に入るが、ひっそりと草1本無く、供えものもあり今も地元の手あつい心があった。(弥五郎どんが、見える。右の写真、上)
                                      
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 ☆偶然にも墓地を永年守っておられるという地元の方が墓参りに来られた。「老人会などで昔から掃除や草取りなどやっていました。私の身内も太平洋戦争で亡くなり戦地に葬られているが中々墓参りにもいけない。残された家族の身になり続けています。」と、語られた。




弥五郎どん祭り  900年の歴史をもつ岩川八幡神社の秋の例大祭
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☆八幡神社の坂を巨大な弥五郎どんが下ってくる。弥五郎どんの浜くだり。県下三大祭りの一つで巨人が町を練り歩く。昔の弥五郎どんは現在のものよりもっと大きく電線などを持ち上げながら練り歩いたそうだ。毎年、何万人もの見物人が訪れ、町内では恒例の「ミスター弥五郎どん」も参加して大変な賑わう祭りである。「弥五郎どん」には県内に三つの伝説があり、どの土地でも誇りにされ親しまれながら語り継がれてきた。

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さざれ石

 君が代「♪千代に八千代に細石の岩をとなりてー♪」と謳われている石。歌を謳いながら初めて見た「細石 さざれいし」。岩川八幡神社に説明付きで展示してある。難しい議論以前に実物を是非ご覧あれ!

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□二つ目の道の駅、物産館が?
  株式会社 津曲食品     食品製造加工・卸事業
 【お問い合わせ】 п@0994−82−5551   曽於郡大隅町月野3928
※まごころふる里便などで全国一円通信販売      (本文に戻る→)

津曲食品会社の正面

鹿児島名物「あくまき

☆道路沿いに広い駐車場を持ち隣には大きなビジネスホテル。弥五郎さんの像があり店舗には紅く弥五郎の里と明記してある。見た感じ道の駅か物産館。実はここは財部町でもよく知られ各地物産展にも参加している食品加工会社。上の写真のように鹿児島名物「あくまき」などやエベス(えべし)など地元の昔から伝わる食べ物を商品化して販売していて多くの開発品がある。前日も伺ったが外で「キシン」の葉を一枚一枚摘んでいたものが、今日は包まれて蒸された美味しい菓子が展示販売されていた。

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☆主な加工品   山菜・こんにゃく・菓子・観光土産品を各部門で製造
※ホテル事業やコンビニ事業も展開している。

「彦一も・・ですか?」

 ☆財部町企画課・富岡さんも工場見学後、売店で案内の方に質問して興味深々。大隅町の技術や開発商品群に釘付け。※津曲食品の「あくまき」は硬すぎず柔かすぎず適当な灰汁(あく)の風味と美味しさから広くファンが多い。5月ともなるとたくさんの人が宅急便で送るようになる。彦一だんごでも、有名である。



特産  やごろう豚(とん) (有) 大成畜産 
☆「おいしいエサ」「美味しい水」そして「明るい環境」で育てます。黒豚独自のうまみは絶品。現地取材は、他の地からの「菌・ウイルス」が入り込まないように管理されている為に左の写真だけををいただいた。

代表 大成理一さん
大成畜産 代表 大成理一さん
後継ぎの娘さんと一緒に黒豚生産販売に励む。黒豚ブームにものり空前の人気。今では大隅町でも上位納税優良会社に成長。こうなるまでの苦労話も楽しそうに振り返られて語られた。
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道の駅のお肉屋さん

 ☆道の駅では「やごろう豚(とん)」として新鮮なまま、普通の生肉店のように販売されている。道の駅では珍しい販売風景である。黒豚の加工食品(味噌漬け、ハム、ソーセージ)は年中無休で販売。
★黒豚精肉販売 やごろう農土家市店
    п@0994‐82‐5857

黒豚は疲労回復、滋養強壮のビタミンB1をはじめコレステロールを下げる脂肪酸を多く含み、カロリーも高くなく、良質の蛋白質もあり、ヘルシーパワフルな食物です。
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フルーツランド 上野観光農園 (本文に戻る→)
※お問い合わせは  п@0994−82−1509  上野観光農園まで
      鹿児島県曽於郡大隅町月野1445番地 
      http://www4.synapse.ne.jp/uenonouen/

細道を抜けると・・

入り口の看板
細道に入っていくと農園があった。静かな所にあって財部には無い風景が広がり梨や葡萄など亜熱帯植物が実っているらしい。奥に進むと・・・

(豊水・新高・愛宕など)の最後の取り入れが始まる。愛宕梨は11月十日頃から、1キロから2キロの大きな梨を出荷する。町外発送も予約受付中!

ドラゴンフルーツ

道の駅でゲットしたあの果物。切ると中も真っ赤。甘くて酸味があり、キーウイのような感じで体によさそう!ヘルシーで南国感が漂います。一見はやはり「サボテン」です。こぶしより少し大きな果物。一押しのドラゴンフルーツ。

           
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上野観光農園 
代表 上野和美さん


菜種、カライモ、ハウス栽培で電照菊や飼育牛も経験された。若い頃、派米研修に参加経験。緑化事業も経験。いろいろと目先を変えて挑戦してきた結果、今の農園を元年に植付けして至る。土地評価は落ちるけど農園としては最高の地域を選んだから成功した。
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パッションフルーツ

路地時期も終わり、かろうじて青い実だが、なっていた。最盛期にまた来て見たい。ちぎりたての新鮮な実をかぶりつきたいものだ。でも、ハウスなので、冬場も採れるのだろうか?
葡萄の剪定法伝授!
上野さんからブドウのなり方、また、剪定の仕方、時期など、かねてから疑問にしてきた部分を教授してもらう。農業実習.

受粉のお話
ドラドンフルーツは大きな花を夜に咲かせる。花粉をつけてやらないと実が落ちる。しなくても良い品種もあるそうだ。

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販売予定の観賞用苗
観賞用として今回から特別に販売を予定しているドラゴンフルーツの苗。限定出荷の為、直接、お問い合わせください。ご自宅でドラゴンフルーツが食べられるかもしれません。



□大隈町は「白菜の町」でもある。

レンズに収まらないほどの栽培地

 ☆大隅町南地区。広大な畑地が白菜栽培地だ。新鮮で安心な白菜を栽培するため最近はフェロモントラップと云われる防虫栽培をしている。害虫が好む匂いで誘殺して、被害を抑える方法をためしている(雄の絶対数を減らし、大発生を抑え、農薬の使用を減らす技術)。後継者20件ほどで栽培に取り組んでいる。漬物用に契約栽培したり、青果市場などに出荷される。県外企業からの引き合いもあり、キムチなどを製造する工場も進出している。この地域にはあの有名な「弥五郎すいか」の産地でもあり大隅町長も「農産物の拠点つくり」として期待を膨らませている。 
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ちょうど、薩摩芋の取り入れ時!          

     ※【カライモ事情】 農業者サイドでものを云えば・・
         ★地産地消は言葉だけでは認知されない。

 焼酎のブームといわれる中で、その弊害が地元産地では大変な問題となって渦巻いている。焼酎に注目が集まり増産されているにも係わらず、日本中の販売店への出荷規制が始まり消費者への平等な配分が不可能になり、地元、芋産地でありながらも、増産の栽培協力をしている農家でさえその「感謝の恵み」は還って来ない。すべて中央商圏へ流れているのだろう。優良芋産地、頴娃や北部大隅地区の、財部町や大隅町・松山町には製造元から数倍の栽培要請がきている。しかし、同じ耕作面積に倍も栽培できるはずが無く、業者、行政等を通じ壮絶な畑地の争奪合戦が始まっている。将来、芋の確保、または地元の農家や消費者への感謝を込めた還元をおこたり地域地場産業としての秩序・貢献度・地元密着も無かった場合、「既に地元で飲まれなくても県外で売れて焼酎がたりないからかまわない」とブームのみで安易に現状のまま製造して地元のブーイングを無視して、芋産地である地元を置き去りにした場合、通常の例年どおりの芋の確保さえ不可能になり、メーカー間の力の差で芋供給が難しくなり芋供給のバランスが崩れてしまうのではと懸念する。末吉町などで昔から行政と共に芋生産に取り組んでいる垂水の製造元は昨年同町において安定供給を見越した専用の芋管理貯蔵庫を数億かけ準備した。末吉町議会議長からその話を直接聞き、これからはそのような確実な取り組みが重要だと考える。しかし、今から慌て動くの蔵は既に遅いのではとおもわれる。中には地元産を使用しなかった製造元もあるのだから、直接足を運び買い付け交渉の経験の無い蔵は大変なことになるだろう。酒屋が蔵を訪ね廻っても分けていただけないように、同じように門前払いを受ける可能性すらあるかもしれない。焼酎の製造予定と同様、栽培も年内に畑地の確保という調整予定が決定してしまうのである。製造元と生産者や組合・経済連・行政などとのかけ引きも予想される。今年は焼酎用に使用されなかったデンプン用の芋まで大量に担ぎ出され専用芋に混ぜられ製造されている。黄金千貫だけを使っている蔵でさえも、混入して仕込むのか?単一作物を使用しなくて同じ味が見込めるのか。早急に表示義務の徹底が望まれたいものだ。焼酎の注目度より、芋の注目度もこれからは目が離せない。

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交流 大隅町きっての勇士が一同に揃う!
            岩川郷 私領 五番隊の子孫も駆けつけた!

 ☆「岩川郷 私領 五番隊」とは、1868(明治元)年の戊辰戦争・庄内藩関川の戦いで東北戦争最後の死闘激戦により、停戦になる。この戦い一の軍功を私領 五番隊があげたのである。少将にまでなった人斬り半次郎(中村半次郎)こと桐野利秋も仲にたち、その功績が認められ又家来(またさむらい)という末席の屈辱から最高の栄誉として西郷隆盛より岩川村から岩川郷としてなることを叶えられる。この話はここで終わらない。庄内藩は戦に負けたがそれを重く咎(とが)めず、薩摩の西郷隆盛が庄内藩を救った縁から、現在の山形県温海町と大隅町岩川との交流が130年を過ぎても厚く結ばれ「戊辰の役東西両軍戦没者慰霊祭」などを遂行し、また、大隅町「あつみ会」・温海町「おおすみ会」を互いに結成して定期的に交流を続けている。 
(※詳細は資料があります。編集局にお問い合わせを!) 

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地元期待の幕

会場「吉兆庵」

☆焼酎「岩川郷 私領 五番隊」が誕生。そして、発表会!
会場は大隅町内の居酒屋「吉兆庵」70名近く参加。故郷探訪キャラバン隊は今回合流ということで大隅町の取材後、参加した。

大隅「あつみ会」会長 澤 俊文さん

☆「私領 五番隊をプロジュースした
竹下一成さん

 澤さんからは激しい熱いほどの郷土を思う心を感じた。また、この焼酎「私領 五番隊」の名づけ親でもあり焼酎に入魂を込めるがために発表会を企画された仕掛け人。本業は町の写真屋さん。地元でも若い衆を引っ張り続けているバリバリの熱血漢である。郷土史も熟知されており、このような先輩がおられることは大隅にとって大変素晴らしいことであり、、これから地域にたつ若者にたくさんのことを指導され町を育てていかれることだろうと感じた。

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 ☆竹下一成さん(51才)甘藷生産販売会社の代表。竹下さんの畑から突然変異の芋が発見された。それは、特性も素晴らしく、カロチンなどは飛びぬけて多く含み研究所でも欲しいほどの芋を持つ。また、焼酎業界でも竹下さんの芋へ注文が殺到し、調整に追われている。その芋を使って焼酎をつくりたいと相談されたのが五番隊であった。(MBCラジオ・ラジオネームを持ち、桂竹丸応援集団「魂竹笑の会」会長も努める。)柔道でも活躍し全国大会選手も育てている。農業ともに活発な竹下さん。




私達の前で急いで開封!

 それでは「開けますよっ!」・喉が鳴る。あっと言う間に大盛況「無礼講だっ!」70名ほどの参加者は年配の方が多く、しかしながらこの威勢には驚いた。大隅町はこの方々が元気だから盛り上がっているではないかと思わせるほどの熱気ある会場。毎度のごとく、応援サイトのキャラバン隊のほうが、元気をいただいた格好になる。鹿児島新報社大隅支局長の幸田康則さんも地元の方と焼酎で懇親絶好調!




☆「私領 五番隊の子孫

   鮫島一郎さん(65才)
元大隅町役場・社会教育課職員

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爺さんから聞いた「私領 五番隊」に纏わるエピソード

 先祖は金峰から家来として大隅にきた。私領 五番隊に加わり激戦死闘の最中のこと、鉄砲の筒掃除で指を負傷してしまった。吹き飛んだ痛さの中で気遣う戦友に「シラんぬ、つぶせっがならんばっかいじゃがよ。(シラミを潰せなくなっただけだ!)」と気を高め怯まず戦い勝ち進んだ。・・という話を聞く事ができた。壮絶な戦いだったに違いない。友や親族の屍を越えねばならないほどの激戦時の侍の心情が強く伝わってくる話だった。大隅岩川村の一人一人が屈辱を覆す思いで生死をかけて血みどろに闘った様子がまざまざと浮かんでくる。
その想像を絶する・・戦いが、明治維新を成し、現代国家を構築させた。

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「大隅町・・五番隊・・万歳!」

「さすが大隅は元気と結束が有っどな!」

☆宴たけなわではありますが・・町議会議長 瀬戸口三郎氏の万歳三唱で閉会となる。 
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☆多くの町内にある色々な町興しの会が集まり、町議もほとんど来られ、写真中央には、桂次雄町長もかけつけられた。



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席上の地元焼酎たち

地元「吉兆庵」で飲まれた数々の焼酎




この人紹介
弥五郎面製作2代目 吉峯 魁 さん   
【弥五郎面工房】

 趣味の陶芸からはじめ、弥五郎面作りの2代目になり6年。弥五郎面工房の吉峯 魁さん。成人式用グラスや老人の日用記念品も製作。本業は農業・養鶏(3万2千羽)、梅栽培7反ほか。

吉峯 魁 さん

 忙しい本業の傍ら奥さんや息子さんの手を借りながらいくつもの行程作業を進めて製作される。販売は道の駅や神社の七五三や、十五夜、弥五郎祭等で販売される。在庫がないので、間にあわないこともある。大隅町弥五郎会、転勤族や関東・関西の方面の方々にお土産として重宝される。              
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☆入り口には、目印の板看板。 数少ない型を利用して面が作られる。

素焼きされた面

美味しいお茶と面

 色付けまで手直しや乾燥など何行程もあり片手間ではできない。現在の型以外の面の製作は奥が深く時間と余裕がなければできないと云われる。
(この原型は、一代目の残された型を引き継いでいる)

☆取材では奥さんの手造りのカステラや漬物など美味しいお茶を吉峯さん自慢の庭園を見ながらいただきました。