☆農・畜・食・産・人 |
■輝北町の特産物
◎さつまいも◎さといも◎大根◎椎茸◎スプレーギク
◎きゅうり◎ごぼう◎お茶◎椿油◎漬物など
自然豊かな輝北町ならではの特産物ばかり。水も空気もキレイ。こんな町で出来るお茶も格別に美味しい。ホットする環境の中での漬物とお茶の一服は甘露甘露!
自然を活かした唯一の農業の取り組みを紹介するために農業公社へと向かった。
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□農業公社 農水省第1号「農業技術取得研修」 |
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研修所を案内していただいたのはJAの川原さん。輝北町には全国でも珍しい国の農水省第一号認定の経営構造対策事業で、本町だけという農業公社がある。全国から農業を夢見る研修希望者を対象に、研修所で本町の主生産品であるスプレーギクの農業に従事(妻帯者は20万もらいながら研修できる)。2年間の研修を受けると公社の斡旋で輝北町の農地を貸付就農できる制度の事業(農業大学校的な役割にある)。現在、6期生が研修中!遠いところでは関東からも参加。県内外から応募がある。
※合併後も事業所は残り、事業は継続される。 |
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◎この宿泊施設住宅を2年間使用する。独立して成功した例として売り上げが1000万から2000万円の所得があるらしい。平均は600から800万円とか。 |
■研修内容・・電照菊の栽培 |
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元苗から挿し木し、3ヶ月後には3万本(8割)ほどが出荷される。
《平成10年度には、フラワーコンテスト農林水産大臣賞を受賞》 |
※農業研修生募集・・「意欲のある人」支援します!
■研修の目的
財団法人 輝北町農業公社は、輝北町で農業経営を希望する農業後継者、新規就農者等を育成するため農業後継者等に対して、農業の技術、経営の方法に関する実地研修を行い、将来農業で自立を目指す農業後継者システムを確立し、本町の基幹農業の一助になることを目的とする。
■募集実施要項
1、研修資格
義務教育を終了した者で農業で自立しようとする意欲があり、研修中並びに研修後も本町に移住し、引き続き農業に従事できるおおむね50才未満の健康な方で、普通運転免許証を有する者。(妻世帯可)
2、実施年度・・・平成12年度から
3、受入時期・・・毎年原則として7月1日から
4、研修期間・・・2年間
5、研修作物
重要推進品目である施設菊とする(将来は、他の作物も導入の予定)
6、栽培面積・・・研修生一人当たりハウス面積おおむね10アール
7、募集人員・・・毎年3名程度
8、募集時期・・・募集の締切りは、毎年12月末、受入決定は、2月
9、住宅の入居・・農業公社研修宿泊施設へ2年間入居(一戸建)
10、経営技術指導・・公社及び研修等事業部会会員等で行う。
■2年間の支援措置(研修期間)
☆研修手当て・・研修生一人当り 月額15万円
扶養家族がある場合は、月額20万円とする。
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■詳しいことは
財団法人 輝北町農業公社
п@0994−85−1703
輝北町役場
0994−86−1111(代)
JA曽於鹿児島 輝北支所
0994−86−1121
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◎これから輝北の元気な人たちとの
出会いが待っていた! |
□有限会社 輝北食品 取締役代表 園田次夫さん |
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■<創業30年>タクアン漬け物製造販売
大隅町・末吉町から65〜67万本を10月から12月にかけて仕入れて加工して販売する。農業公社の隣に工場がある。
社長は2代目。地元でまちおこし塾「好起郷すっとんきょう」の塾長も務める頑張り屋。健康志向の漬物や他に無い商品を開発して地元の活性に貢献している社長がいる食品会社でもある。 |
A B |
C |
《A》厳しい管理の中で製品化される美味しい漬物。今、詰めているのはコンビニのおにぎりセット用に依頼された業務用の商品。
ここでは年間80万パックが生産される。
《B・C》かつお節風味のたくあんもあれば「竹の子」のたくあんもある。中々、美味しいお漬物でした。お茶がガゼンすすみます。 |
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☆キャラバン隊の取材がやってくるというので、わざわざ待って出迎えていただいた輝北食品の会長さん。「昔は良かった!・・気張っもらわんとやっせんが!」とまだまだお元気な元気なおやじさんでした。 |
【お問い合わせ先】輝北食品
п@0994−85−1848 |
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□かとうちゃんちのダチョウ牧場
輝北町上百引3891−1 |
・・横目で見つめてる・・・・ |
輝北町役場の吉水誠主事と向かい合っているのが「かとうちゃんちのダチョウ!」恐竜の首と頭みたいで怖い。でも大きな目がきれいでかわいいのです。 |
A B |
【何個、玉子焼きができるかな?】《A》
☆☆☆82歳になられる牧場主の加藤さん。息子さんが建設業をされているから安心して牧場でダチョウと一日過ごすことが出来ると、卵を見せて満面の笑顔。(無精卵の説明中)
■《B》100キロ位に育てて肉になるが、産まれた卵が全て雛になるわけではない。卵は約1,5キロから1,7キロ。無精卵の殻を東京に送って絵を描いてもらい製品にすると一万五千円だという。有精卵は5千円。その大きさにほんとビックリ。
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■かとうちゃんちのダチョウ牧場
卵・肉・雛字販売店
☆輝北町の名物にしたい! |
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輝北町役場近くに新築されたばかりの“ダチョウ肉の直販店”。地元で土木工事業「加藤工業」を経営される社長の奥さんが、新店舗のおかみさん。娘さんのお手伝いをもらいながら仲良く明るい店内。きっと有名な繁盛店になること請け合いです! |
A B |
■《A》これが「ダチョウのさしん(刺身)?」でした。ツルツルとした最高級の馬刺や黒マグロ、幻の鯨の尾の身に負けない旨さ!その秘密は、自家牧場からの直送ならではのこと。癖の無い上品さは、あの大きなダチョウからは想像もつかない。大きな一羽からモモの一部しか採れない貴重な刺身。一度、食べてもらいたい絶品!「ん、旨いっ!」
■《B》ダチョウ牧場直営のお食事処。立派な建物で広い囲炉裏があり、料亭風の居酒屋?か、炭火亭。「焼いて 食べて 飲んで! 町内外から足を運んで大勢来てもらいたい」とのこと。 ※予約が必要。
かとうちゃんちのダチョウ牧場
п@0994−86−1655
株式会社 加藤工業
代表 取締役 加藤六男
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□末広工房(こげら工房)
代表 末弘雅嵩さん |
「こげら」は小さなキツツキ。
(小さなコゲラでもコツコツやれば何でも出来ると命名。)
「木は生き物である。木は材料である。」 |
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次への案内先も、また細道をかき分けて進んでいくと、人里離れたところに一軒の昔ながらの民家が現れた。ここには何があるのだろう?
そこには一人の長身の男性と若い奥さんと可愛い子供さんがいた。
何の変哲もない普通の生活の中に! |
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こげら工房の主は、末弘雅嵩さん。鹿児島市出身(40才)。工業高校からインテリア専門学校でグラフィックを専攻した。以前は県内の某テレビ局関係の仕事で、広く県内を見聞する機会が多かったが、いつしか、ある方と出会い師事をもらい今の末弘さんがある。
「なぜ、輝北のここなんですか?」の質問に、地理的アクセス条件など、生活環境が物造りに影響することから決まった。また、作品が完成するまでに半年以上かけて作るので、おいしい空気や環境が大事だと言われた。言葉の端々にこだわりがある。語りながら彼の目がキラリと光る。芸術的な生き方をする人々特有の優しさと鋭さと厳しさを見たような気がした。
彼の作品は、使えば使うほど魅力と味が出てくるのに違いない! |
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別棟(昔の牛小屋)には、材料になる沢山の板などを自然乾燥中(5年間寝かす)。「隼人館」で個展を開催。個展ギャラリーでは小物から力作までずらりと並ぶ。個性あふれた末弘さんの作品に触れて見てもらいたい。きっとこげらの世界のトリコになって注文をしたくなるにちがいない。
【お問い合わせ先】 「こげら工房」
輝北町諏訪原
п@0994−85−1396
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□歴史民族資料館
п@0994−86−0505 |
町が一望できる高台に着くと「ようこそ!輝北町へ ようこそ!歴史民族資料館へ」の張り紙。そこからドアの中へ!こんなところに資料館があった。敷地内には体育館(武道館)があり、度々、剣道大会ではきたことがあったが始めての来館。 |
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入るといきなり、今は見かけなくなったがとても懐かしい大量の昔の郷土品の山。お迎えはあの笠沙町杜氏の里の入り口にあったような昔の時代セット。匂いまで時代を感じるようだ。 |
A B |
《A》 輝北町では知られた役場近くの神社境内に聳え立っていた大きな杉だったが、昨年の台風で倒れたのを記念に資料館に展示された。入り口正面に展示されている。輝北町の歴史をこの木は見守って来たに違いない。残念。是非、町の歴史を問いかけながら、触れて感じてほしい。
《B》 あった!輝北町にも酒造用の和甕が存在した。それとも醤油の醸造用?
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「死んだら皆仏」と戦後60年、輝北町に墜落した地点で亡くなった米兵を地元輝北町住民が供養した。その当時に残されたB29の残骸。機銃など数点が展示されていた。軍事的に重要な地域。鹿児島や鹿屋周辺がいかに戦争の真っ只中にあったかという証拠の品々。今も鈍い色が戦争の生々しさを感じさせる。
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■輝北リプロ産業(ニジマス養殖・釣堀)
代表 吉松善徳さん
塩井川養魚場 рO994−86−0094
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次に、案内されたのは谷あいに挟まれた冷たい水が流れる地域。そこには「釣り掘」やニジマスの養殖場があった。しかも大きなニジマス。ニジマスの釣り掘だ。鹿児島の試験場でふ化した稚魚を仕入れて、開業中。 |
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社長の吉松善徳さん。この仕事をされる前はプラスチック加工業の仕事をされていたが、体を壊して今の仕事に転業。自然に囲まれて体にいい毎日が過ごせる仕事に顔が微笑む。また「子供たちが遊びに来られても安心できる場所が釣り掘。そして釣った魚を空気の良い所で美味しく食べてもらいたい。」と今は楽しく悠々自適。養殖場の片隅の湧き水が流れるところに吉松さんは試験的に「山葵・わさび」を栽培。近くに「ホタルの里」があるくらい餌になるタニシがいるが、それが山葵の天敵らしい。もしかすると数年後は山葵栽培の里、山葵の産地になっているかもしれないと思うと、ワクワクした。 |
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これが自慢の大振りニジマスの塩焼き。炭火でじっくり焼かれて身がポロポロ。新鮮「うんめっ!」。訪問者全員かぶりつき。残念ながら見苦しいほど熱中して食べ、カメラは手元を放れてしまった。一度、家族で遊びに連れてきたい絶好の穴場です!
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■竹炭(近藤畳店)
代表 近藤孝二さん
п@0994-86-0800
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山道を下り奥の細道を?行くと、真新しい小屋のある場所についた。近藤孝二さんは畳屋を営みながら炭も焼いて販売している。炭の原料は竹。竹炭(ちくたん)と呼ばれる。見てのとおり、杉山に囲まれた環境の中で炭を焼く。畳を永年販売していたが家族や周りの健康を考えるうちにたどり着いたのが竹炭の利用販売だった。竹炭の副産物である竹酢も野菜などに薄めて散布すると農薬などいらなく、アトピーなどにも良く、薄めて水虫にも効果があるらしい。田んぼも無農薬。炭が除草剤の代わりになるので、天然の素材で安心した環境や体を考えた還元型の理想の農業でもある。また農業や商業に活かして町おこしにも役立てている。 |
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これが健康のために考案された第一号の畳と炭を利用した座布団。竹炭は電磁を防ぐ能力があり、携帯電話を近づけると電波のレベルが下がる。布団や畳に入れると癒し効果もあり体によろしいらしい。これは試してガッテンだろう!
某女子校や拓殖大学など近藤さんが開発した商品を既に使用している実績がある。 |
☆近藤さんも輝北町の町おこし塾「好起郷 すっとんきょう」のメンバーだ。・・「後の懇親会でとことん語いもんそ!」 |
☆「好起郷 すっとんきょう」とは・・
町おこし塾として12年目を迎える。塾生総勢20名。皆、それぞれ個性豊かで、その上輝北町を心から愛し、家族も愛する人物ばかり。 |
■輝北うわば公園・・標高550m |
基本理念である「宇宙(そら)と大地と森の恵みにあふれた美しいふるさと輝北」と謳っている輝北町。理念に一番近づける場所「輝北うわば公園」。一年を通して、条件の良い日が少ないくらい、風が強く、ガスも立ち込める。眼下に錦江湾が一望できる見晴らしの良い高台にあり、絶景の一言に尽きる。桜島に手が届きそうなくらい間近な距離。真下には森伊蔵酒造のある牛根境麓。錦江湾から見あげると風力発電の羽が並んで見える。公園ではイベントもよく行われる。
※南日本クロスカントリー大会
「美しい自然、健やかなふれあい」を大会テーマにして今年で17回目。
■5月第2土曜日・・600人参加者が集まるという地元では有名な大会。
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☆《天文台輝北天球館》 |
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輝北町“うわば公園”には住民のシンボル「天文台・輝北天球館」がある。輝北町で一番見晴らしが良く高い位置にあって「あれがそうか・・」と目を見張る位立派な天文台だ。中の天体観測ドームには口径65cm反射望遠鏡が備えられ、色々な設備がある。輝北町の魅力がここから展望できるかもしれない!
※お問い合わせは、輝北天球館
п@0994−85−1900 |
☆《ふれあいの広場》 |
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公園内の施設を天球館から見下ろした。以前、この施設横の広場には、北曽於地域安全協議会主催のグランドゴルフ大会参加のために来た思い出がある。周辺は牛の放牧用の草原が広がり、緑一色。見渡す限り空・山・草原・海と360度の素晴らしい自然に囲まれている。この場所に立つと自然の雄大さに自分が小さくなってしまうほどだ。
☆公園内の施設
○ふれあいの森・・森林浴やバードウォッチングやキャンプが楽しめる。
バンガローが利用できる。(4棟、定員8名用)
その他 星の家と呼ばれるバンガローが2棟(定員6名)
○アスレチック広場
色々な木工遊具やサーキットもある。
○レストラン等
※「恋人伝説」これは見逃せない!
昔、島津氏と肝属氏の豪族がいたが敵同士だった両家の若い男女が結ばれたことから、桜島の彼方に沈む夕日を二人で見たら必ず結ばれるという「恋人伝説」があるそうだ。 |
□「風力発電の施設」 輝北ウィンドファーム |
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大隅半島の北西部、錦江湾牛根から上を見上げると風車の群列が並んで見えるのが輝北町にある九州最大級の風力発電所「輝北ウィンドファーム」。うわば公園周辺に16本設置され、公園のもうひとつのシンボルだ。一年を通して錦江湾から吹き上げる強い風が最高の条件をもたらす。近寄れば大きな回る音を間近で聞くことができる。想像以上に壮大である。(笠沙町にも風力発電所があった。) |
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これは風力発電用の一枚の羽。とても大きい!一度、人間の大きさと比較してみようと写真に収めた。その上ではブンブンと大きな音を唸りながら回転している。
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【その他、輝北町にある施設のお問い合わせは】
■温泉・・・やすらぎの里 п@0994−86−0777
■スポーツ・・町体育館 п@0994−86−0505
■福祉・・・特別養護老人ホーム
「みどりの園」・・・п@0994−85−1902
■特産物・・農村婦人の家 п@0994−86−1146
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☆「こんにちは!初めまして!」 コーナー ☆ |
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今回は、南日本新聞社大隅支局勤務の赤崎公一支局長さんにも登場していただこう。昨年4月から奥さんと二人で仲良く大隅町に赴任され、日夜取材に駆け回り活躍中。 このキャラバン隊の取材も、前任の支局長から引き続き協力いただく頼もしい記者さん。この度、支局にかわいいマスコットが仲間入りされたとか。取材と編集との緊張をワンちゃんが癒してくれて大隅の話題も優しーい記事になるのかなあ?
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☆かくして・・・
・・・遠くて近い輝北町と財部町で懇親会
※ときわ食堂・・п@0994−86−1353 |
主に東京方面に出荷されスターポークの
名称で高い評価を得ている豚を使用したカツ煮が食べられる。 |
キャラバンを終えてようやく最終地点にやってきた。“ときわ食堂”今夜は貸切だそうだ。奥座敷はかなり広い。いつもは地元のお客さんや役場や団体の方々が集まるお食事処。今夜もお世話になります!「今日は皆さん、おやっとさあでした。」 |
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☆“ウエルカム輝北町!”
「乾杯〜い!」輝北町役場企画情報課課長の迫畑 洋さんの音頭で一斉に乾杯!大歓迎の待遇!に感謝感激。地域や場所が違うとまた異なる雰囲気。キャラバンを申し込みに輝北町を訪れた時から、キャラバン探訪をスタートしている最中にも感じた期待感。何も申さずとも積極的に飛び込んでくる売込みの姿勢。役場や商工会の柔軟な対応と地域住民との親身になった取り組み。形なりでない積み重ねが今日の私たちキャラバン隊が感じた輝北町民性を素晴らしく良く思えた一日だった。いつものように乾杯をする前は、何か落ち着かない参加者。焼酎が目の前に並べられ、喉がならないものはいないだろう!床の間に置かれた焼酎は地元で飲まれる銘柄や珍しいもの6銘柄。まずは凍らせたジョッキでビールから!「どき行ってん美味んめなー」 |
※オカベ(揚げ豆腐) ガネ(揚げた形が蟹に似ているから) |
キャラバンでお邪魔する時、地の食材を使った郷土料理や地元でも旬や珍しい紹介したいものを懇親会ではご馳走になる。「今回はオカベやガネもいいですね」とお話していたらメニューに無いのに特別に一品増やしてあった。中央にはあの「ダチョウのさしん」まであった。最高に特別なのは財部から食べるのを楽しみにきた人(税務課の宇都さん)もいるほど美味しい輝北町名産「スターポーク」というこだわりの豚肉。その肉の特製カツやシャブシャブ。(彼は一滴も酒類を飲まない) |
「?」 |
これまた、北曽於地域安全活動協議会事務局長の上迫さんも見つめる怪しい袋。実はティーパック式の「竹炭」が詰まったもの。近藤畳屋さんが考案した健康的に焼酎をいただこうという優れもの。何だかやわらかくまろやかになった感じがした。「でも、飲みすぎには注意しましょう!」
☆輝北町の地域で焼酎は何を一般的に飲まれているのだろう?
毎度の事ながら聞いてみた。私たちは輝北町は大隅町とも近いし、また鹿屋と合併するほどの近い地域であることから岩の泉のハイカラさんか大海や小鹿を浴びるように飲んでいると思い込んでいた。しかし聞いて見ないとわからないものだ。実際は志布志の若潮が多くの人たちに飲まれていはいると教えていただいた。驚きだ!たまに岩の泉も飲む機会があるらしい。地元重視が行き届かない酒造元と少しでも販路を地元で広げたいとするメーカーと営業の差が歴然とした答えだった。関西、首都圏などには積極的に売り込みの攻勢をかけている中、一時間も離れていない財部も含めて周辺の近接した地域ではそのような努力が微量だにも届いて来無いのが悲しい。まだまだ酒造元があるお膝元にも荒らされていない商圏が残っていることを実際に確認をした。足を踏み入れがいがあったのか?定かでないが、地元の原料を使い地場産業を唱える企業が近くにありながら踏み込んで周辺地域に美味しい焼酎を売り込まず中央ばかりに焦点をあてることが疑問でならない。足元を見たような気がした。
でも、そういった蔵元の銘柄を飲みたい!と思わないところにまた面白いところがある。
それでも苦にはならないのである。 |
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☆一人づつ、自己紹介!
かくして・・まだ、地域も同じ北曽於同志。職業など立場こそ違いはあるが郷土に生きる思いは同じ。互いに町を興す気持ちも良くわかるだけに、すぐに輝北町でも意気投合。将来の展望や期待など同じような思いをぶつけ合い、かなり盛り上がった。
「合併しても町はずっと残る。一生懸命にまた町のためにやっていきたい」と挨拶する人も。合併で不安などある中、他町のことを知ろうとキャラバンすることや、紹介やPRをすることに共感したことで、来年鹿屋との合併前に不満や不安を抱くだけでなく、まだ時間があるうちに同じ市民となる町との親睦を図って「我々も飛び込んで前向きになるように交流を!」しなければならないと発言する輝北町参加者もいた。キャラバンが何かのきっかけを作ったのかも知れない。一生懸命、地元輝北町で負けずに頑張っている面々だからこその言葉に違いない。
夜が更けるにつれ、懇親会は時間を忘れるほど熱を増し、席を離れ、話が弾み「焼酎っ」も何本も空になり、踊りこそでないが今回も大いにも盛り上がった。
残念ながら制限された時間内での取材訪問では、まだまだ輝北町の魅力を知り尽くせなかったが、一瞬にして十分に知り合え、全てに触れ合えたように感じさせていただいた懇親会になった。
これでこそ、キャラバン隊の本望!
「次は、輝北町のメンバーが、1月に合併する鹿屋市などの市町と交流し、新しい展望を前向きに探ってほしい」と願うばかり。 |