米に関して
 
平成6年のある日、宮崎・都城農政局の知人から1枚の資料(コピー)を入手する。それは、

作表・作物の品種特性表
1、水稲
 (1)在来品種他
1931年以前の品種(農林1号を除く)(うるち)

 その中から、14品種を選びその他財部町郷土史から「かばしこ」 という1種や「白玉」など、合計15品種を選出し、筑波農業生物資源研究所からその選出した全品種を配布してもらい

財部町の話題活性のために!
農業地帯という
利点を活し
町役場の協力のもとで!
隣まち末吉町の
農業改良普及所
 
の先生の指導をもらい!
財部・中谷地区の生産グループ
 
「びっきょの会」の協力で!

実用化になるまで今日に至る。数々のエピソードがのこり、また
問題・課題・解決も進行中。

この1枚のコピーから全てが始まった!

 これが現在、侍士の門で使用されている芋である“源氏芋”蒸した芋を割ってみました。もちろん白色をしています。

 今年、“侍士の門”の引き合いに対して、生産を上げるため、モミ以外に、玄米発芽を試みました。‥…がっ!…‥、田植え当日、この試みは失敗だったと聞かされ落ち込みました…。80アール分が10アール分になってしまいました…‥・・・。

稲刈りの取材風景です。

167センチメートルの身長の前畑さんより、少々低いくらい。いかに成長よろしく伸びる稲か、これでおわかりでしょう!
 
“びっきょの会”の下川さんとこの精米所事務所にて。12品種の保存用モミを届けました。下川さんらが、この貴重な種の培養をしてくださっています。

12品種の保存用モミを取り外し、下川さんちへ運びます。
侍士の門のお米は、いろ〜んな人の善意といろ〜んな人の協力とで生れてきました。侍士の門で使用した麹(こうじ)用のお米も、すぐに白玉と決まったわけではありません。たくさんの試行錯誤の中からたった一つだけを選びぬいたのです。そんな、たくさんの協力の中から生れたお米の苗植えの様子も、どうぞごらんください。
稔りの秋。初夏の頃に植えられた稲は、秋になり、たわわに稔り、念願の収穫の時期を迎えます。稲穂の色の違い、成長速度の早さ。これらにご注目ください。江戸時代から甦った白玉米の復活していく過程の様子です。
侍の門最初の蒸留がこぼれ落ちてきたときの感動といったら、それはそれは形容しがたいほどの感動がありました。酒の席、皆さんが美味しく飲めるように、気持ちを込めて作り上げた侍士の門。その侍士の門が作られている処、侍士の門が産声をあげる瞬間の様子を、どうぞごらんください。
優良店・飲める店

ご意見・ご感想などをメールでください。
maehata@vesta.ocn.ne.jp
〒899−4101
鹿児島県曽於市財部町南俣1754−3
日本・侍士の会・本部「侍士の門」事務局